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Wacky Races


販売元:フューチャーパイレーツ
定価:8800円
対応機種:Macintosh、3DO


●Wacky Races

懐かしのアニメーション「チキチキマシン猛レース」がCD-ROMになった。世界征服を企むブラック魔王とケンケンを追って、色んな世界を、チキチキマシンのレーサー達と共に探し回る。まず、レース・モードで、どの車が勝つかを当てることから、ゲームは始まるのだが、この部分は本当に面白い。かつてのアニメーションそのままに、ブラック魔王の様々な妨害や、ゴール前での特殊技能を使ったデッドヒートが繰り広げられる。そこで勝つ車を当てたら、いよいよ、ブラック魔王探しのゲームに入る。ただ、こちらはあまり面白くないのが残念。高城剛プロデュース作品。

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WHALES AND DOLPHINS


販売元:RE MEDIA INC
定価:輸入盤
対応機種:Macintosh


●WHALES AND DOLPHINS

教育向けに作られている電子図鑑シリーズ「Zoo Guides」の第二巻が、このCD-ROM。タイトル通り、クジラとイルカの図鑑だ。写真が54点、ムービーが36点、アニメーションや図解、精緻に描かれたイラストが150点、サウンドファイルが15点と、クジラとイルカに絞った内容としては充分なデータ量だ。中には、ザトウクジラの鳴き声なども収められている。アイコンをクリックするだけで、生態、環境、種類などの章を自由に行き来できるインターフェイスも分かりやすくて良い。テキスト部分をワンタッチでプリントアウトすることも出来る、基本を押さえた作りだ。

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WHO BUILT AMERICA?


販売元:ボイジャー
定価:11500円
対応機種:Macintosh


●WHO BUILT AMERICA?

エキスパンドブックを使った、アメリカの歴史をまとめた、電子出版。エキスパンドブックの開発元でもあるボイジャーの制作なので、機能や構成も丁寧な作りで、エキスパンドブックのお手本のようだ。アメリカ建国の歴史をCD-ROM一枚に詰め込んだという感じの内容で、建国100周年にあたる1876年から、第一次世界大戦が始まる1914年までのアメリカの歴史を書いた二冊本を下敷きに、数百点の写真、45分の記録映画をムービーとして取り込んだもの、4時間分の音声などが、脚注などを含めると千ページに及ぶテキストと共に収録されている。力の入った作品だ。

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WinningPost with PowerUpKit


販売元:光栄
価格:12800円
対応機種:Macintosh、Windows



●WinningPost with PowerUpKit

一口に競馬シミュレーションといっても様々な形がある。プレイヤーが騎手になるもの、調教師になるもの、馬主になるものといった、立場をシミュレートするスタイルのゲームでも、大きく分けてこの三つがある。「WinningPost」は、馬主になって競馬を楽しむゲームだ。調教やレースのローテーション、馬の体調管理から、騎手の選択まで、基本的なことは全て調教師に任せるわけだ。プレイヤーは、馬主として、調教師や騎手から情報を聞いたり、愛馬の名前を付けたり、レースを見たりしていればいいわけで、その点、「ダービースタリオン」などと比べて、競馬初心者や、競馬を良く知らない人にもとっつきがいいゲームだ。
 もちろん、それだけでは面白くない。実際の競馬だって馬主は色々と口を出す。このゲームでは、ゲームが進み馬主としての経験が豊富になれば、出走するレースの選択や、騎手の選択、さらにはレースでの作戦などにも口を出せるようになる。お金が貯まれば、自分の牧場を持ち、好きな馬を種付けしするオーナーブリーダーになることも出来る。この経験値システムが光栄らしいところだ。
 更に、パワーアップキットがプラスされたことで、種牡馬や騎手などのデータを自分で書き換えて、仮名で登録されている騎手を実名にしたり、種牡馬を最新のデータにしたりすることも出来る。常に現実に即しながら遊べるのが嬉しい。ゲームも、終了条件を好きに設定出来るため、様々な角度から競馬を見ることが出来る。また、自分で育てた馬を、他の人の馬と戦わせることが出来る対戦モードもあり、仲間内で強い馬作りを競うことが出来る。
 かつての「WinningPost」は、長く遊ぶと血統が偏ってしまうという欠点があったが、種牡馬のデータ更新や、ゲーム内の期間を設定することなどで回避できるようになったのも嬉しい配慮だ。残念なのは、スーファミ版にあった、秘書選択モードが無くなったことくらいかな。最初からいきなり三冠馬を出したり出来るから、初心者でも退屈しないで遊べる名作の一つだ。

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WOOD STOCK 3DAYS OF PEACE & MUSIC


販売元:BMGビクター
価格:
対応機種:Macintosh、Windows



●WOOD STOCK 3DAYS OF PEACE & MUSIC

あの愛と平和の祭典「ウッドストック」の25周年を記念して作られたCD-ROM。25周年記念イベントなども行われ、まだまだアメリカでは伝説は続いているという感じだ。ザ・フー、ジャニス・ジョプリン、CS&Nネど、当時の出演ミュージシャンの歌詞や映像(結構重要な人たちが漏れてるけど)、バックステージの苦労話や、スタッフインタビュー、観客や地元の人々の話、当時の報道など、ウッドストックを一つの文化的事件としてとらえた資料が収録されている。曲に合わせてマウスを動かすと、ウネウネとサイケな絵が描けるプログラムも収録されている。

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World Engine Fantazion


販売元:サイトロン&アート
定価:9800円
対応機種:Macintosh、Windows


●World Engine Fantazion

物語の世界にユーザーが介入して遊ぶCD-ROM。収録されている物語世界は三つ。一つは「南総里見八犬伝」の世界。人形浄瑠璃風の演出だ。ストーリーを選択したり、舞台の季節を自由に設定したり出来る。また、登場人物の声やセリフを自由に変えて遊ぶこともできる。二つ目は「不思議の国のアリス」。ここでは、三日月兎などが登場し、トンチンカンな話を仕掛けてくる。その会話にうまく応対出来れば次の場面に行ける、というもの。三つ目は「シンドバッド」。用意されているキャラクターと舞台、物語の断片をつなぎ合わせて、お話を作っていく。雑誌リフレクトの編集長井口尊仁による、実験エンターテイメント。


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World View


販売元:aris entertainment
定価:輸入盤
対応機種:Macintosh、Windows


●World View

宇宙の中の地球を、豊富な画像で見せてくれるメディア・クリップ的なCD-ROM。地球と宇宙をテーマにした静止画像(写真が中心)が100点と、25のムービーが収録されている。320×240ドットの静止画像を見ながら、適宜、解説テキストや解説図版などにアクセスしたり、グラフィックを640×480ドットにして見たりすることが出来る。他にも、スライドショー・モードでは、写真毎にそれらに合った音楽が流れ、BGV的な利用も考えられている。静止画像は、PCX、BMP、TIFFのそれぞれのフォーマットで保存することも出来、音楽もWAVフォーマットで別保存出来る。

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Wriggle


販売元:エニアックインターナショナル
定価:8000円
対応機種:Macintosh


●Wriggle

数字や英単語を精緻なグラフィックで表現し、それらをオモチャのようにして遊んでみようという、教育ツール的CD-ROM。既存のEdutamentソフトとは異なり、明確な学習要素やストーリーが設定されているわけではないので、親子で、そこにある素材を使いながら、好き勝手に学習していこうというような使い方が想定されている。一種の親子のコミュニケーション・ツールといった感じだ。ファンタジックな世界に作られているので、親子の対話の中から、好きに自分たちの世界を作って、単語や数字に親しめる、新しいタイプの教育ソフトなのかもしれない。

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WXY Vol.2


販売元:TDKコア
価格:9800円
対応機種:HYBRID仕様


●WXY Vol.2

子供の落書きみたいなタイトルの、もうその名の通りの、セクシーフォトを集めた写真集CD-ROMのシリーズ第二弾。今回収録されているのは、飯島愛、細川ふみえ、横須賀昌美、小松みゆき、進藤七枝、青木美津子、具志堅ティナ、前園小百合の8人。それぞれのオリジナル・オープニング・ムービーで始まり、彼女らの未公開を含む約400点の写真を楽しむことができる。また、10種類のバックグラウンドと、20曲のBGMを使って、好きな写真だけをセレクトしたオリジナルの写真集を作るモードも用意されている。写真のデータは256色だが、最適化されかなり美しい。

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ウィリー・ワビットの不思議な絵本


販売元:インフィニシス
価格:6500円
対応機種:Macintosh



●ウィリー・ワビットの不思議な絵本

「幼児向けマルチメディア・動く絵本」というサブタイトルがついている、その名の通りの絵本CD-ROM。ウィリーワビットというウサギの変種のようなキャラクターの部屋に遊びに行き、そこの本棚にある7つの動く絵本を見せてもらう、という設定。例えば「動物園」の絵本なら、そこにいる動物をクリックすると、その動物の名前が表示されて、喋ったり動いたりするようになっている。他に「名所」「宇宙」「海」などの絵本が用意されている。シンガポールで制作された作品で、世界の名所を見て回る絵本では、マーライオンがしっかり登場している。

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ウィンブレーの処刑機械


販売元:
価格:
対応機種:Macintosh



●ウィンブレーの処刑機械

ロンドンの処刑マニア(そんなのがいるのか?)ドクター・ウィンブレーが生み出したと言われる処刑機械をMacの中に実現したという、ちょっとヘンなCD-ROM。自分が処刑したいと思う人の写真を取り込んで(もちろん、取り込みは別にハードなり、PhotoCDなりが必要)、その人を用意された様々な処刑道具を使って殺戮するというもの。銃、バズーカ、手榴弾などの火薬系、回し蹴り、カンフーなどの肉体系から、剣山、タバコなどの日常品まで、あらゆる道具で殺戮する。画面は血が飛び散る程度だが、殺される時の声はなかなか迫力があって、怖い。


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