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GADGET
販売元:東芝EMI
定価:5800円
対応機種:Windows、Macintosh
●GADGET
「ALICE」「L-ZONE」と常にCD-ROMエンターテイメントの最先端を走る庄野晴彦によるインタラクティブムービー的な作品。1920年代のマシンエイジに材を取った世界を、プレイヤーは、レトロフューチャーな機関車に乗って疾走する。全編3DCGで描かれたリアルな異世界と、そこで出会う不思議な人々のサイコ的な言動や、謎の小物(ガジェット)。それらが絡み合いながら物語はかなりのスピードで展開する。現時点でもCD-ROMによる表現の一つの到達点ともいえる名作。音楽を上野耕二が担当している。
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GHOSTS
販売元:MediaDesignInteractive
定価:輸入盤
対応機種:Windows、Macintosh
●GHOSTS
そびえたつ不気味な洋館。ギィッと扉が開き老紳士が現れる。「お待ちしておりました、ようこそ、私の館に。今宵は、あなたに、幽霊の全てを、そして幽霊はすぐそばにいるという事実を、お見せできると思っております。」などと不気味に囁く。彼の館には、幽霊にまつわる品物や、証言テープ、研究書などが数多くコレクションされている。我々は彼のコレクションを見て回る。書斎、台所、地下室、至る所に彼のコレクションが置かれ、そのそれぞれに対して、幽霊の逸話が語られていく。
そんなテレビ番組ってあるよね。この作品はそういうのの凄い良くできた奴って感じだ。
あの、ドラキュラ役者でお馴染みクリストファー・リーがホストを勤めているのも、本格って感じがする。しかもイギリス製だけに、きちんと、ゴシックに作ってあって、見応えある。中には「イギリスの幽霊の出そうなとこ写真集」なんてのも入っていて、さすがにそこらじゅうに幽霊の出そうな国は違う、と思わせてくれる。ホント怖そうな場所がいっぱいあるんだ、イギリスって。
この作品の舞台は、オカルトマニアの幽霊研究家ドクター・マーカス・グリマルキンの館。クリストファー・リー演じるドクター・グリマルキンが、自らのコレクションを見せるように、幽霊についての様々なアイテムや事象を見せてくれる。
館の玄関を入った所はホールになっている。そこには不気味な肖像画や古い潜水服、デスマスクなどが飾られている。それらは、それぞれ心霊現象に関連する品物なのだ。さすが、心霊マニアの館である。それはそれは綺麗なグラフィックで描かれた館の中で、ライティングも見事にゴシックホラーの香りを漂わせている。
さらにこの館には5人の顧問まで住んでいる。キリスト教の観点から霊を研究している人、パラサイコロジストの教授(結構美人、しかも名前がスーザン・ブラックモア!)、そして極めつけのゴースト・ハンターまで。このゴーストハンター、1984年に開業した本物。このCD-ROMでも、地下室に彼が使う、銃のような形をした幽霊探知機みたいなものが登場するし、その実演シーンのムービーまで収録されている。
最初のホールにはいくつかの扉や階段があり、そこから、他の部屋に行くようになっている。左右をぐるりと見渡せる移動シーンは、こんなデータベース的な作品ながら、そこらのインタラクティブ・ムービー以上のスムーズさだ。各部屋には、キーアイテムがあり、それをクリックすると、クリストファー・リーが出てきて、そのアイテムにまつわる幽霊話を絵(写真)とナレーションで見せてくれる(ここで語られる事件にまつわる品が、最初のホールにさりげなく飾ってあったりもする)。例えば台所なら、台所を中心にして起きた毒殺事件とその犯人に降り
●かった異常事態が語られるといった具合だ。そして、その事件にまつわる小道具がさりげなく配置してあり、そのそれぞれが、怪しい動きを見せたりもする。似たような事件の証言や、それらの事件に関する顧問の先生方のコメントなども収録されていて、プレイヤーは、好きにアイテムをクリックするだけでいろんなデータにアクセス出来る。正に幽霊の博物館だ。地下室には、科学の進歩と幽霊の解明についての資料や、幽霊関係の用語辞典、幽霊が出そうな場所にCGで幽霊を描いた写真のスライドショーなども用意されている。館を探索しながら、実際にあった幽霊の逸話や写真、フィルムなどにアクセスする手法は、こういう、キワモノ的な、しかもロマンチックな題材を扱うのにぴったりの手法だ。これで日本語化されてたら(声優は天本英世かな)絶対買いの名作だと思う。ちょっとあの「Alice」を彷彿とさせる。いやはや傑作だよホント。
幽霊は多分いるんだろうな。見たことはないけど。日本とか中国とかヨーロッパとかの古い国には、もう必ずいるらしい。じゃ、新しい国にはいないのか、というとそんなことはないだろうけど、死人の数が違うもんなあ。とか、そんなことを考えながら、ぼーっとモニターを眺めてたら、ちょっと背中を走るものがあった。
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GOAL RUSH!!〜開幕記念盤〜
販売元:オラシオン
定価:12400円
対応機種:Macintosh
●GOAL RUSH!!〜開幕記念盤〜
1993年、遂にスタートした日本のプロサッカー・リーグ「Jリーグ」その記念すべきファーストシリーズを開会式を含め全試合の、データとゴールシーンのムービーを収録したCD-ROM。得点ランキングや、勝敗表などからも、それに関連したゴールシーンが再生出来る。画面デザインやインターフェイスは良く考えられているし、Jリーグ公認というのが嬉しい。ファーストシリーズ全ゴールシーンのムービーを連続再生するモードは圧巻。ただ、ムービーはゴールシーンだけなのが残念。フォーメーションの解説なども、ゴールゲットの部分が中心のため、やや片手落ちか。
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GOAL RUSH!! II〜戦術分析編〜
販売元:オラシオン
定価:9800円
対応機種:Macintosh
●GOAL RUSH!! II〜戦術分析編〜
1993年のセカンドシリーズのデータを中心に、ゴールシーンのムービーを全試合分収録した、「GOAL RUSH」の二作目。選手名鑑や、勝敗表などの基本データは、前作以上に充実した。さらに、今回は戦術分析編というサブタイトルが付き、セットプレイなどのゴールまわりのプレイについて詳細な解説が加えられている。ただし、あくまでもゴールシーンのムービーを中心に据える姿勢は変わらないため、セットプレイの解説も、オフェンス中心になってしまうのが残念。そのせいか、ムービーを見ていると、やけにレッズが点を入れられているシーンが印象に残る。
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がんばれいぬちゃん、ロケンロール編
販売元:
定価:
対応機種:Macintosh
●がんばれいぬちゃん、ロケンロール編
加藤賢崇のライフワークいぬちゃんが、ついにCD-ROMになった。めでたいことだ。いぬと呼ばれなければいぬにみえないけど、このテキトーな線で描かれたいぬちゃんは、既に単行本にまでなっている、中々メジャーなどうぶつだ。マルチメディアにトライしたり、トリマーになったり、めすいぬちゃんなんて、女子プロレスのチャンピオンになったりと、活躍の場も幅広い。
今回は、マンガでも描かれていた、バンドもの。いぬちゃん率いるどうぶつバンドの物語を、ゲーム仕立てで楽しめる。メンバーを募集し、その中からメンバーを選ぶ、スタジオを借りて練習、初めてのライヴ、挫折、再び練習、去っていくメンバーと、かつて、一度はアマチュアロックバンドをやったことがある人なら、絶対に経験してることを、いぬちゃんを通じて再び味わえる構成だ。
実際、バンドものとして、ここまでツボを押さえた作品はこれまでに(マンガ、映画、ドラマなどでさえ)なかったと思う。例えば、メンバー募集。ここでは、楽器屋に告知を貼るか、雑誌に載せるか、街で声をかけるかを選ぶ。雑誌に載せると、少ししか返事が来ない上に、来た返事も何だかキレた、よくわかんねーヤローばっかだ。街で歌ってるにーちゃんに声をかけると、もう既にデビューが決まってるやつだったりする。結局楽器屋の告知で集まった中からメンバーを選ぶんだけど、実際、メンバー募集というのは、中々メンドーなものだ。私は中学二年生の時に、初めてバンドを組んだけれど、その時は学校の連中だった。それでもロックに興味がある人間が少ない田舎の中学校だから、探すのは大変だったんだよー。
他にも、初めてのライヴにあたって、ポスターをデザインしたり、ライヴの告知をしたり、という状況を体験できるけど、ここがまた、ヤになるほどリアル。ポスターなんて勝手に貼れば怒られるし、情報誌なんて、俺の田舎にはなかったし、結局、いぬちゃんたちと同じように、友達に電話して来てもらうしかない。それでも、ノルマのチケットは捌けない。しょーがないから、対バン(ライヴで競演してくれるバンドのこと)を探して、そっちの集客力を当てにしたりする。でも、また対バン探しも大変だ。そうそう集客力があるアマチュアバンドはいないし、いてもスケジュールが合わない。俺の場合は、結局学校で人気のある女の子に参加してもらったりして客寄せにしたりしてたんだけど(さすが田舎のロックバンドでしょ)、いぬちゃんの方は、運良く対バンが見つかる。でも、ここらへんホント大変な作業なのは、このゲームでも良く分かるように作られてる。なんか泣けるよ。
初めてのライヴは成功するわけがないし、その後の打ち上げの悲惨さは、一生忘れられないものだ。みんながひたすら自分のミスに落ち込み、人のミスを責め、ここで解散することだってある。さらに、メンバーの意見の対立や、女の取り合い、音楽性の違いによるケンカ(どこにどんな音楽性があるんだか程度のケンカなんだけど、その時って本気で怒ってるんだよね)なんかで、メンバーが入れ替わるなんて日常茶飯事。あっちのバンドのリードギターが、いつの間にかこっちのバンドでベースを弾いてるなんて光景は、しょっちゅう見られたもんだ。あー、思い出す。たまんねえ。
ホント、バンドをやるって大変なんだ。スタジオ代のためにバイトもしなきゃなんないし、このへん、さすが元東京タワーズというバンドをやっていた加藤賢崇、アマチュアバンドの喜びも悲しみもよく知ってるよなーと思う。ビットマップの荒い絵だけど、いぬちゃんはいつもリアルだ。リアルに感じられることだけをマンガに描いてるから。後半ロックの神様、内山田ゆうやが「シェキナベイベー」と登場して、どうぶつバンドはどんどん成功していくけれど、それは全アマチチュアバンドの見果てぬ夢。やっぱ東京ドームより武道館を選んでしまうのがロックンローラーの心意気だ。
千葉麗子やサエキけんぞうを声優として向かえて、加藤賢崇の歌もバリバリ聴ける。全ロック&いぬファン必携の燃えるCD-ROMだ。あー、バンドやりてえ。ということで、納富は現在バンドメンバー募集中。参加希望の方はメール下さいね。一緒にビラまいたりしようぜっ。どうぶつに負けてらんねえもん。
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ギルガメッシュNIGHT SUPER DELUX CD-ROM
販売元:アスク
定価:8800円(Mac)、7800円(Win)
対応機種:Macintosh、Windows
●ギルガメッシュNIGHT SUPER DELUX CD-ROM
テレビ東京深夜の人気番組「ギルガメッシュNIGHT」のCD-ROM版。細川ふみえが司会をし、飯島愛をビッグにした、この番組。このCD-ROMでは、当時の番組の内容をセレクトし、インタラクティブバラエティといった感じのものに仕上げている。細川ふみえ、飯島愛、憂木瞳、セクシーメイツ、ギリギリガールズという今となっては懐かしい面子が顔を揃えて、何か既にコレクターズアイテムという感じだが、内容は賑やかなので、今見ても結構面白い。再放送の感覚で楽しめる。アダルトもの立ち上がり時期に発売された、アダルトと、一般のCD-ROMの狭間にある作品。
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グラビアコンストラクションセットVol.1
販売元:エヌピーエンタテイメント
定価:12800円
対応機種:Macintosh
●グラビアコンストラクションセットVol.1
女子高生、OL、女教師などの格好をした女性5人の20タイプのコスチューム、250種類の交換ボディパーツ写真を用意し、それらを組み合わせて、自分だけのグラビアを作ろうというCD-ROM。早い話がポーズが変えられる着せ替え人形なんだけどね。基本ポーズは100種類。パーツは頭部、上半身、下半身の三つに分かれている。一つの基本ポーズにそれぞれ交換パーツが用意されていて、クリックするだけで、違うポーズの下半身や、下着からヌードへなど、簡単にパーツを交換することも出来る。フォトショップのデモが付属し、作ったグラビアの加工もできる。
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グランマーマレード・マジカル・ビレッジ
販売元:フラム・アソシエイツ
定価:8600円
対応機種:Macintosh
●グランマーマレード・マジカル・ビレッジ
基本的には、普通の絵本。本来書籍として出ていても不思議はない作品だ。作者の鈴木純子さんの言葉にもあるように、大人に読んでもらいたい子供の世界を描いた作品といえる。いくつかのストーリーが、グラン・マーマレードを中心にリニアに展開することと、読者である「私」のキャラクターが選べるようになっているのが特徴。ロールプレイング・ゲーム的なアイディアをうまく使った絵本だと思う。ストーリーはそれほど見るべき点はないのだが、絵の一枚一枚が凄く丁寧に仕上げてあるのが印象的だ。インターフェイスは、ややお粗末で、使いづらい。
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ゲティスバーグの戦い
販売元:NECホームエレクトロニクス
定価:12800円
対応機種:Windows
●ゲティスバーグの戦い
1863年7月1日から3日までの、南北戦争でも最も激しい戦いが、ゲティスバーグの戦いだ。この戦いが、それまで劣勢だった北軍の勝利へのきっかけとなる、歴史上のターニングポイントとも言える戦いだったわけだ。
その運命の3日間と呼ばれるゲティスバーグの戦いを、戦術シミュレーション・ゲームにしたのが、このCD-ROMだ。南北戦争のシミュレーションというのは、アメリカでは今でも結構盛んなようで、あそこで退却しなければ南軍は勝っていた、とかいう話は、よくじいさんがやってるようだ。ツインピークスでも、ちょっとおかしくなってしまったオードリーの父親が、ミニチュアを使って南軍を勝利に導くべく戦うシーンもあったしね。
この「ゲティスバーグの戦い」は、93年にアメリカで公開された同名映画と同時進行で制作されたそうで、このCD-ROMには、南北戦争のイメージを的確に掴んでもらうという意図から、何と映画のダイジェスト版ビデオが付属する。映画はあの、エミリオ・エステベス、チャーリー・シーン兄弟の親父マーティン・シーンや、プラトーンのトム・ベレンジャーが出演する225分の超大作。まあ、同じ国民が戦った史上最大の内戦だけに、いちいちドラマの多い南北戦争。3日間でもこのくらいのエピソードは楽にあるんだな。南北戦争がらみの人間的エピソードとしては、ジョン・フォードの「駅馬車」の元南軍士官がカッコよかったけど、あれは戦後の話か。
で、このゲームでも、実際に誰がどこで捕まって、捕まえた相手がかつての親友で、とかいうエピソードが戦局に合わせてナレーションで挿入されるし、きちんと、戦いの各局面が、後にどう影響をおよぼし、どうのような決断によって、その戦略が採られたのか、といった解説が随所に入るようになっている。
まずは、あわてず、いきなりゲームを開始せずに、オートデモのモードで、歴史上の戦いをゆっくり眺めてみよう。画面は、アンティークの地図風と地形図を選べる。雰囲気はアンティークの方があるけど、すげえ分かりにくいから地形図が無難。あとは、勝手にコンピューターがゲティスバーグの戦いを再現してくれるから、ナレーションや戦況報告を見ながら、歴史上の戦いを勉強してみよう。
見てると、何だかメチャメチャ紳士的な戦争だということが分かる。勇猛でならす南軍は、ホント卑怯な戦略をとらず、正面決戦を好むし、北軍は、とにかく最初の二日を耐えて耐えて耐え抜きながら、着々と戦略基盤になる要地を死守している。最終局面では、ようやく戦力が揃い、完全な陣形を高台に築いた北軍に対し、真っ正面から戦いを挑む南軍という状態になる。しかも、南軍は、強力な威力を誇る砲台を持っているのに、砲台と敵の間が近すぎて、弾が敵の頭上を飛び越してしまう、という状態だ。北軍は高台に陣を構えたことが成功し、着実に戦果を上げていく。
さて、もうおわかりだろう。南軍は勝てるはずの戦いを落したのだ。プレイヤーとなって歴史を変えてみよう。まず、威力のある砲台を持っているのだから、それを最大限に生かす。更に高台を先に制して、北軍を谷間に追いやってしまおう。砲台を北と西に置いて十字砲火を浴びせるのもいい。早めに北軍を追い込んでおくと、あとはいくら援軍が来ても、前進出来なくなる。こうやって、三日間戦うと、何と南軍が勝ってしまう。でも、きちんと壊滅させられなかったため、何とアメリカが南北の独立国家に分裂するというハメになっちゃったけどね。うーん、ツメが甘かったか。
逆に僕は北軍で勝つのが難しかった。耐えるのは大変だ。北軍は志気でも南軍に劣ってたのに、偉かったな、と思う。まあ、ある種のエデュテーメントと言えないこともないけど、歴史を学ぶというよりは、どういう戦いだったのかを知る、という感じだから、ウォーゲームはウォーゲームというところだ。それにしても近代戦は卑劣だよなあ、としみじみ思う南北戦争かな。
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ご指導よろしく
販売元:アディオスタッフ
定価:8,800円
対応機種:Macintosh
●ご指導よろしく
女子高生からの質問に上手く答えることが出来たら、彼女たちのエッチなビデオを見ることができるソフトなんで、どってことないんだけどさ。しかし、なんと初版分には何と、出演してるジョシコーセーのなま写真がついてたのだった。
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街頭紙芝居の世界
販売元:株式会社バイオス
定価:4,800円
対応機種:HYBRID仕様
●街頭紙芝居の世界
かつて、子供の娯楽、子供のメディアとして楽しまれていた街頭紙芝居。自転車に乗ってやってきて、水飴とかを売って紙芝居を見せてくれるアレだ。その紙芝居をCD-ROM上で忠実に再現したのが、この作品集。昭和五年に描かれた黄金バットから、ライオンマン、マンガ悟空、国姓爺合戦などなど。
味のある語りと絵で、あの紙芝居を家庭で見ることが出来る、という素晴らしい企画だけど、今見ると、何だかキッツイ絵だよなあ。黄金バットの顔なんて、コントみたいだ。緑の服に赤のマントという出で立ちもカッコいいというか何というか。敵を体当たりで倒すところなんか、泣かせるよねえ。
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極楽蓮 創刊号・第二号
販売元:TRIANGLE
定価:各7,800円
対応機種:Macintosh
●極楽蓮 創刊号・第二号
あのカルトキングオーの高杉弾が主催するCD-ROMマガジン。高杉氏の膨大なコレクションを中心に、いろんなゲストによるミョーなデータがこれでもかとばかりに詰まっている。エロあり、バカありレクチャーありの一大カルトイメージ博覧会だ。コレクター道って険しいのね。
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銀河の魚
販売元:ソニーミュージックエンターテインメント
定価:9800円
対応機種:Macintosh
●銀河の魚
たむらしげるによる、絵本CD-ROM。書籍、ビデオでも同時に発売された。同じストーリーなのだが、それぞれのメディアに合わせて、微妙に見せ方の演出が変えてあるのが面白い。主人公の少年の内面描写が中心の書籍、セリフさえほとんどなく、絵の描写と流れだけで見せてしまうビデオ、そしてCD-ROMはその間をとったような構成になっている。ストーリーはビデオのように進み、マウスクリックで、脇のプロットが説明されるといった具合。少年がおじいさんと、宇宙を飲み込む魚の退治に出かけるというストーリーだが、そこで出会う様々な人々や風景が、凄く魅力的だ。
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